ラブドールをお迎えしてからまず悩んだのが
「劣化を防ぐにはどの保管方法がいいんだろう?」
って事でした。
ラブドールをお迎えするまでに調べていたつもりでも、いざお迎えしてみたら何かと抜けてるところがありました。
TPEドールは肌質が柔らかい分、ブリードが染み出しやすかったり型崩れもしやすいです。
保管方法は部屋のスペースや、ラブドールとの過ごし方、ラブドールを収納する(隠す)頻度で臨機応変に変わってきます。
今回は私が知っている保管方法と劣化対策についてまとめてみました。
保管する時の劣化対策で注意すること
■出来るだけ裸の状態で保管
TPEドールは色移りしやすいので、可能な限り裸の状態で保管するほうが安心です。
白いお洋服を着用させての保管だと、まだ色移りは避けられそうな気がしますが保管期間によってはお洋服の型がラブドールについてしまう可能性があります。
お気に入りのお洋服を着せて愛でたい気持ちは山々なのですが、TPEドールはシリコンドールと比較してブリードが多い特徴があります。
お洋服を着用したまましばらく保管しておくとブリードがお洋服に染み込んで、シミや透けになります。
お気に入りのお洋服や似合うお洋服ほど、シミ汚れになるとショックが大きい…。
特に夏場は、TPEドールは熱に弱いので裸の状態の保管がよさそう。
裸の状態は少し可愛そうな気もするので、ちょっとした保管の際はシンプルな白いスリップドレスやコットン素材のお洋服だと色移り対策やブリード対策もできそうです。
■こまめにベビーパウダーでお肌のお手入れを
TPEドールは静電気とブリードが発生しやすいので、ホコリやブリード対策の為にこまめにラブドールのお肌をベビーパウダーでお手入れすることが必須です。
つけすぎたかな?と思うくらいのベビーパウダーの量でも、さらさらのお肌になるまで重ねてください。
時間が経過すると自然にベビーパウダーが馴染んでいきます。
お洋服のお着替えの前には色移り対策の為にもベビーパウダーでのお手入れをオススメします。
■日光による変色やお肌の劣化
日当たりの良い場所にラブドールを長期間保管していると、日焼けしてしまう可能性があります。
更にTPEドールは熱にも弱いので、ブリードが染み出す量が多くなりお肌も劣化してしまいます。
日当たりの良い場所でしか保管できない場合は遮光カーテンを使用したり、高温多湿を避けたほうがラブドールと長く過ごせることになります。
ラブドールの保管方法
■吊り下げ保管
TPEドール専用の吊り下げフックにヘッドとボディを吊り下げる保管方法です。
重量の負荷に耐えられるラックを用意して、専用吊り下げフックを取り付けます。
荷重はフックの一点に掛かり、ドールに負荷をかけることがなく保管できます。
型崩れ防止にベストな保管方法だと思いますが、色気のない保管方法なので目隠しをする必要がありそうです。
この保管方法はお迎え後に知ったので、今の保存方法がいまいちだった時は購入してみようと思います。
■仰向け保管
お迎え時の梱包ケースに入っていた梱包材を活用したり、低反発の記憶形状マットなどの柔らかい素材のマットの上に、すべての関節を伸ばした状態で仰向けにします。
指の関節の曲がりにも気をつけて下さい。
硬い床などにそのままの状態で寝かせて保存してしまうと、負荷がかかりお尻が変形してしまいます。
一点に荷重の負荷が掛からないことを意識し、ラブドールの体の歪みを直してから保管するのがポイントです。
ブリード対策として、仰向けの際にシェラフやビニールシートにくるむ事もオススメです。
■自立保管
自立ありのTPEドールをお迎えした場合、足裏には支点となるボルトがあります。
床の傷跡や、カーペットの色移りを心配される場合は、お迎え時の梱包ケースに入っていた梱包材足の下にかませたり、シリコンのインナーソールや、足裏に敷くマット、白いビニールスリッパ等を用意しておくと自立保管がスムーズです。
壁面へのブリード対策として、お尻の部分等にお迎え時の梱包ケースに入っていた梱包材や低反発クッションを挟むことをオススメします。
自立が不安定だと何かの原因でラブドールが転倒し破損したり、怪我をする恐れがありますのでご注意ください。
⚠自立なしの場合は、裂ける恐れがある為オススメしません。
■座らせて保管
長時間の座り姿勢はお尻・太もも・腰・膝に大きな負荷をかけてしまうようで、座らせて保管する限界は1日~2日と言われています。
お座りの際はお尻と背中部分にお迎え時の梱包ケースに入っていた梱包材をはさみ、リクライニングのような姿勢で座らせると多少負荷が軽減されます。
椅子やソファーの色移りにも注意です。
私のラブドールの保存方法は
基本:仰向け保管・裸
半日〜1日:自立保存
1日〜2日:座らせて保存
と、保管する時間によって変えています。
2020年7月追記
最近は基本的には仰向け保管、一週間程であれば座らせて保存することがあります。
自立保存は変わらず半日〜1日にしています。
以上、TPEドールの劣化対策と保存方法でした。
ご覧いただきありがとうございました。
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